新人看護師研修を担当するための心構え

看護師としての土台を作るためには

看護師としての土台を作るためには

看護師である自分に納得することで、
看護師としてやっていくことができるようになり、
患者さんのための看護を考え、
実践していくことができる看護師になることができます。

 

看護とは何か?とか、
看護師とはどのような職業なのか、
自分は看護師になっても良い人間なのだろうか?
と、悩むこともなく、
「親がすすめてくれたから」というような理由で、
看護師学校に入り、
それなりの教育を経て国家試験を得て、
病院に就職してくるのがいまどきの新人看護師です。

 

もちろん、全ての人がそうであるとは言いませんが、
実際には、そのような新人看護師が多いことでしょう。

 

しかし、今までに「自分は看護師になっても良い人間なのだろうか?」
と悩んだ経験がない人が、真の看護師になることができるとは考えられないことです。

 

ですが、そのような精神の教育は、
看護学校での基礎教育の段階では達成することができません。

 

ですから、現任教育で、実際に看護師としての仕事をこなしながら、
支援していくことが必要です。

 

この精神の教育は、教えるということができません。

 

色々、体験する機会を与えながら、悩んだり考えたりすることができるよう
支援していくことが必要です。

 

いつまでも、「私は親に看護師になったら?とすすめられたので看護師になりました。」
ではなく、「私はこのような看護師になりたいです!」、
「このような目的を持って、看護師をしています。」
といえるような看護師に育てていくことが必要です。

 

 

看護師は、「ベッドサイドで、患者さんに育てられる」という部分が大きいようです。

 

実際に、活き活きと働いている看護師に聞くと、
「私は患者さんに育てられた。」と答えてくれる人が多いですし、
ベテラン看護師の多くは、「ベッドサイドこそ看護師が育つ場所」
という認識を持っている人が多いようです。

 

看護をしていると、患者さんが苦しむ姿を見ることが多く、
その度に耐え難い苦痛を感じます。

 

そして、忙しさのあまり、思い通りの看護ができず
ジレンマを感じることもあります。

 

そのような体験の中で、「自分は看護師になってよかったのか?」とか、
「自分は看護を続けていくのか?」と悩み、
そして、患者さんの「ありがとう」の一言に心が躍り、
回復されていく笑顔に心が癒され、
「看護師になってよかった。」と納得することができます。

 

悩み、考え、良かった・・・と思うことを繰り返していくことが、
看護師としての人生であり、
看護師としてのキャリアアンデンティティを達成することにつながります。

 

ですから、新人看護師が悩んでいるからといって、
悩まないように保護してあげたり、
悩まないようにレールを敷いてあげたりすることは、
支援ではありません。

 

どのような職業もそうですが、
土台つくりを後回しにしてしまうことはできません。

 

土台を作らないままに、知識や技術を詰め込んでしまったのでは、
新人たちは倒れてしまう可能性が高いです。

 

先輩看護師は、

 

土台つくりを後回しにして知識や技術を詰め込めば、
土台が出来上がっていませんから、
若者が倒れてしまうリスクが高まるのです。


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