新人看護師研修を担当するための心構え

現代の若者が育ってきた環境とは

現代の若者が育ってきた環境とは

今も昔も、ある程度の年齢になると、
「最近の若者は・・・。」と、
自分よりも若い人に対して思ってしまったり、
口に出してしまうことがあります。

 

しかし、環境によって人の価値観は異なります。

 

育った環境、今おかれている環境や立場が違えば、
当然、価値観は異なってきます。

 

ですから、価値観が違うからといって、
「最近の若者は・・・。」とか、
「最近の若い人は・・・。」
と、愚痴を言っていても、問題は解決しません。
むしろ、ストレスがかかるだけです。

 

今の大人が育った時代と、
今の若者が育っている時代は、
いろいろな部分で異なっています。

 

社会も、物も、考え方も異なります。

 

また、今、大人である人の心理と、
若者の心理とでは、発達段階に応じて異なります。

 

若者に接するときは「違う!」ということが大前提です。

 

ですから、若者と接するときには、
その「違い」を理解し、楽しみながら接してみてはいかがでしょうか。

 

看護師を養成するにあたっても、
「私とは違う」人間を相手にしていることを頭に置き、
社会に貢献できる人材へと導いてください。

 

 

看護師の養成を取り巻く環境で言えば、
もともと看護師の養成は「徒弟制度」からスタートしています。
そして、
看護師の養成は、もともとは徒弟制度で始まりましたが、
紆余曲折を経て、現代は学問として看護を学ぶ時代になっています。

 

ですから、どのようにしたらもっと楽しく看護を学ぶことができるか、
若い人に楽しく看護を学ばせるためには
どのようにして関わっていけばいいのかを考えてみてはどうでしょうか。

 

20歳になると、「立派な大人」という目で見てしまいがちです。

 

ですが、看護学校を卒業したばかりの新人看護師は、
看護師としてまだまだ「立派」ではないはずです。

 

今の自分と比べて、価値観や技術の違いを劣っていると捉えたり、
「いまどきの若い人は・・・。」
とネガティブに捉えているだけでは、前にすすめません。

 

 

また、最近の若者は、少子化時代ということもあり、
大事に大事に、過干渉に育てられた人たちであり、
自分で考えなくても、パソコンやスマホが教えてくれる時代に
育ってきた人たちです。

 

さらに、「なぜ看護師になろうと思ったのか?」とたずねると、
自分の強い意思ではなく、
「親にすすめられたから」と平気で答える人もいます。

 

ですから、いまどきの若者は、私たちが想像する以上に、
精神的に大人として発達していなかったり、
考えが及ばなかったり・・・という、
言ってみればイライラしてしまうようなことが多いのです。


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